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真向法

足を組むのは悪いことか? [姿勢]

私たちの業界、とりわけ整体やカイロプラクティック業界では、
ほぼすべての輩が足を組むことは悪いことだと言う既成概念があります。

なぜなら、足の左右差が生じ、骨盤がゆがみ、その結果背骨もゆがむからだと。

わたしの師匠も然り、
だから徹底的に足を組むことは禁忌だと仕込まれたわけです。

そしてわたし自身もそう信じてきました。

ところが、
最近わたしは足を組むことがそんなに騒ぐほど悪いことではないんじゃないかと思うようになってきたんです。
(良くもないけれど)

今までいろいろ見てきたけど、前回も言ったように足が細く長い人はほとんど足を組む。
逆に足が太く短い人は組まない、と言うより組めないと思います。

ということは、つまり、足が長く一見かっこいい人の多くは骨盤がゆがみ、
足が短くかっこ悪い人はゆがみが少ないってってことになりますね。

果たしてそうでしょうか?

前回の3人の男優、インタビュー中は足を組みっぱなし、
この3人の骨盤はゆがんでいるか?

調べる由もないけれど、
もし3人の中に腰痛持ちがいたなら、たぶん足を組むことが原因の1つと診断されるでしょう。

既成概念ですね。

もちろんこれを否定しないけれど、
いや昔のわたしなら、これを1番の原因に挙げるかもしれませんね。

で、今のわたしは他に原因を探るだろうと思います。

そもそも現代は足を組みやすい環境が整い過ぎているんです。

つまり椅子での生活。

椅子に座ると、足を組むことが楽な体勢になりやすいってことです。
畳や床に座る生活は足を組むことはないですよね。

試してみてください。
椅子に座ってヒザが腰より高いと足を組みたくなりませんか?
つまり腰を曲げると足を組んだ状態が楽なわけです。
逆に腰が伸びた状態は足が組みづらくなります。

椅子の生活が骨盤のゆがみを生むなんて事は飛躍しすぎですね。

確かに、足をどちらかだけで組む癖がある人は、骨盤がゆがむ可能性があります。
しかし足を組むことが体に及ぼす影響はそれほど大きくないとわたしは睨んでいます。

ゆがみゆがみと言うけれど、ゆがみには必ず許容範囲というものがあると思うんですよ。

わたしは足を組むことはその許容範囲に収まる行為なのではないかと思い始めています。

最近思うもっと悪いこと

それは横座り。

これは足を組むよりずっと悪い行為だと思う自分がいます。

横座りはいけません


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