しゃがむ、正座、歩く、のない生活 [四方山話]
きょうは面白い新聞記事が載っていたので紹介しますね。
記事抜粋------------------------------------------------
TOTO(北九州市)が24日発表した男性の小用に関するアンケートによると、
自宅トイレで「洋式便器に座ってすます」と答えた人が33.4%と全体の3分の1に上り、
前回(04年)の調査(23.7%)より9.7ポイント増加した。その理由では「尿が飛び散らないから」が約7割を占めており、同社は「きれい好きな男性が増えている」とみている。
調査は今年5月、インターネットで全国の20歳以上の男性500人に実施した。
洋式便器に座ってするとの回答は、年代別では50代が41%で最も多く、次いで40代(36%)、20代(31%)、30代(30%)と続いた。
座ってする理由(複数回答)では「尿が飛び散らない」が69.5%。次いで「姿勢が楽」(45.5%)、
「掃除が楽になる」(43.1%)だった。
一方、「洋式便器に向かって立ってする」は前回調査(65.4%)より8.2ポイント減少し、57.2%と6割を割り込んだ。
立ってする理由では「そういうものだと思っている」(82.2%)がほとんどで、他は「姿勢が楽」(28.7%)、「早く済む」(20.6%)だった。
[毎日新聞2009年9月25日]
-----------------------------------------------------------ここまで
あなたはどうでしょう?(男性の場合ですよ)
私は立ってします。
ですから、かみさんにいつもそのことで叱られます。(^^;
「あんたはいつもこうして汚すんだから・・ いい加減にしてよ!」と、文句ばっか。
確かに立ってすると周りに飛び散りますからね。
が、
立ってします。
わざわざズボンを下げてまでしません。
理由は、
考えたこともないですが、上記のような「そういうものだと思っている」になるでしょうか・・
さて、では
これが和式便器ならどうでしょうか?
私は全く異なる結果が出ると思うのです。
おそらく立ってするが圧倒的に多くなり、
その理由が、「立ってする」ほうが楽だからになるでしょう。
男性は多分、「飛び散る」より「楽」を選ぶはずです。
これには根拠があります。
つまり、
今の時代、すっかり洋式便器が主流になっていますよね。
ですから、日常で「しゃがむ」という行為をしなくなってしまった。
これがどういうことかというと、足腰の弱体化につながってるということです。
私が子供の頃は和式便所が主流でした。
毎日大便をするたびにしゃがんでいたわけです。
つまりこの毎日の「スクワット様」で足腰の強化ができたわけです。
現代はそういう日常生活でのトレーニングができない状況を人間自らが作ってしまっているんですね。
いかに楽して合理的に生きるか?
これが人間のエゴと欲求です。
だから、当然「しゃがむ」という疲れる行為より、「立つ」ほうがぜんぜん楽というわけです。
さて、
話がだんだん大きくなってしまいそうなのでこれくらいにしておきますが、
つまり私はこういうことを言いたいんです。
多くの人が
和式便所がなくなったことで、「しゃがむ」ことをしなくなってしまった。
椅子の生活が主流になることで、「正座」をしなくなってしまった。
車社会になることで、「歩く」ことをしなくなってしまった。
この3つの「しない」が人間を衰えさせる(機能低下)隠れた大原因であると私は思うわけなんです。
年を取ればとるほど、下半身(腰から下)が重要になります。
特に「足首、ヒザ、股関節」の柔軟度と筋強化(と言ってもほどほどですよ)、
そして、これら三位一体の連携がこれからのあなたの健康度に及ぼす影響はとても大きいと思うわけです。
ぜひこのことは頭に入れておいてくださいね。
今日は新聞記事をきっかけにこんなことを思った次第です。
記事抜粋------------------------------------------------
TOTO(北九州市)が24日発表した男性の小用に関するアンケートによると、
自宅トイレで「洋式便器に座ってすます」と答えた人が33.4%と全体の3分の1に上り、
前回(04年)の調査(23.7%)より9.7ポイント増加した。その理由では「尿が飛び散らないから」が約7割を占めており、同社は「きれい好きな男性が増えている」とみている。
調査は今年5月、インターネットで全国の20歳以上の男性500人に実施した。
洋式便器に座ってするとの回答は、年代別では50代が41%で最も多く、次いで40代(36%)、20代(31%)、30代(30%)と続いた。
座ってする理由(複数回答)では「尿が飛び散らない」が69.5%。次いで「姿勢が楽」(45.5%)、
「掃除が楽になる」(43.1%)だった。
一方、「洋式便器に向かって立ってする」は前回調査(65.4%)より8.2ポイント減少し、57.2%と6割を割り込んだ。
立ってする理由では「そういうものだと思っている」(82.2%)がほとんどで、他は「姿勢が楽」(28.7%)、「早く済む」(20.6%)だった。
[毎日新聞2009年9月25日]
-----------------------------------------------------------ここまで
あなたはどうでしょう?(男性の場合ですよ)
私は立ってします。
ですから、かみさんにいつもそのことで叱られます。(^^;
「あんたはいつもこうして汚すんだから・・ いい加減にしてよ!」と、文句ばっか。
確かに立ってすると周りに飛び散りますからね。
が、
立ってします。
わざわざズボンを下げてまでしません。
理由は、
考えたこともないですが、上記のような「そういうものだと思っている」になるでしょうか・・
さて、では
これが和式便器ならどうでしょうか?
私は全く異なる結果が出ると思うのです。
おそらく立ってするが圧倒的に多くなり、
その理由が、「立ってする」ほうが楽だからになるでしょう。
男性は多分、「飛び散る」より「楽」を選ぶはずです。
これには根拠があります。
つまり、
今の時代、すっかり洋式便器が主流になっていますよね。
ですから、日常で「しゃがむ」という行為をしなくなってしまった。
これがどういうことかというと、足腰の弱体化につながってるということです。
私が子供の頃は和式便所が主流でした。
毎日大便をするたびにしゃがんでいたわけです。
つまりこの毎日の「スクワット様」で足腰の強化ができたわけです。
現代はそういう日常生活でのトレーニングができない状況を人間自らが作ってしまっているんですね。
いかに楽して合理的に生きるか?
これが人間のエゴと欲求です。
だから、当然「しゃがむ」という疲れる行為より、「立つ」ほうがぜんぜん楽というわけです。
さて、
話がだんだん大きくなってしまいそうなのでこれくらいにしておきますが、
つまり私はこういうことを言いたいんです。
多くの人が
和式便所がなくなったことで、「しゃがむ」ことをしなくなってしまった。
椅子の生活が主流になることで、「正座」をしなくなってしまった。
車社会になることで、「歩く」ことをしなくなってしまった。
この3つの「しない」が人間を衰えさせる(機能低下)隠れた大原因であると私は思うわけなんです。
年を取ればとるほど、下半身(腰から下)が重要になります。
特に「足首、ヒザ、股関節」の柔軟度と筋強化(と言ってもほどほどですよ)、
そして、これら三位一体の連携がこれからのあなたの健康度に及ぼす影響はとても大きいと思うわけです。
ぜひこのことは頭に入れておいてくださいね。
今日は新聞記事をきっかけにこんなことを思った次第です。
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