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真向法

正座の仕方オリジナル編 [姿勢]

こんにちは

きょうは正座の仕方オリジナル編を紹介しますね。

椅子の生活に慣れてしまっているであろうあなたは正座なんてする気もないかも知れませんが、
まあ暇つぶしでもいいから参考までに聞いてください。

私は、正座ほど健康に役に立つ座り方はないと思ってます。(きっぱり)

正座は背骨を立てやすくする一番いい座り方なんです。

だから
良い姿勢を自分の体に覚えさせるために正座を大いに利用したいと思うわけです。

ただし、ただ単に正座をすればいいと言うわけではなく、それには方法があります。

それは

この図を見て下さい。

seiza.jpg
 上図のようににカカトを立ててその上にお尻を乗せて座る方法です。
 
 普通は下図のようにカカトを寝かせて座りますよね。これでは駄目です。
 
 なぜなら、
 お尻が落ちてしまうと骨盤が下がり、腰が立てづらくなるからです。
 (足首とヒザにも良くないです)
 
 お尻を高くすればそれだけ余計な力を入れずに腰が立てやすくなるんですね。
 カカトを立てることで腰がより高くなるのでそれが叶うというわけです。

 
 「腰を立てること」は良い姿勢を作るためにすごく大事なことです。

自然に背骨も立ってきますから、良い姿勢を無理なく体に覚え込ませることが出来ます。

ただこの座り方は慣れないとつらいかもしれません。
特に足首のかたい人は足の甲が痛いです。

そのような人ははじめのうちはお風呂の中でやるとか、
足首と床の間にタオルを丸めて入れるとかすると楽にできます。

それで馴らしましょう。
足の甲を真直ぐ伸ばすことで足首の柔軟性にもつながります。

良い姿勢を獲得するための正座、

いかがでしょうか?

習慣化すれば自然と良い姿勢が身につきますよ。
というか良い姿勢を獲得するための1つのステップとして敢えて日常に取り入れてみればいいと思うんです。
そうじゃないとなかなかやらないでしょうからね。

だんだんと正座ができない人が増えてます。(ヒザが悪いわけでもないのに)

あたりまえですね、やらないんですから。

正座ぐらいはできるようにしておきたいもの。

ただし
ヒザが悪い人は無理をしないようにしてくださいね。


タグ:正座 足首
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姿勢と呼吸 [姿勢]

うちのクライアントさんと話をしていてよく話題になるのが姿勢です。

きのうクライアントAさんとそんな話をしました。
Aさんは自分の姿勢を悪いと思っているんですね。

しかし気になるけれど直そうとはしない、
というか切迫感がないから、真剣に直そうという気になれないんです。

姿勢なんか悪くても別に困らない・・・
という感じです。

ホントにそうでしょうか?

きょうはそんな話です。(正座オリジナル編は次回にします)

姿勢が悪いといえばやはり猫背ですね。
猫背がどうして良くないのか?という話をします。

実はですね。
猫背まで行かなくても前かがみの体勢は肺が縮こまった状態なんです。
つまり肺の容量が減るわけです。

容量が減れば当然呼吸の効率も悪くなります。

私達は普段無意識で呼吸をしていますが、
肺のことなんか一々気にしてはしていませんよね。
姿勢が悪くても呼吸がしづらくなるなんてことはありませんから。

だから盲点、
と言うか知らないうちに肺の機能を衰えさせていることになるんです。

空気中には酸素が約20%存在します。

それが効率よく使われればいいのですが、
肺の中の肺胞(酸素と炭酸ガスの交換場所)に達するまでにはそのまた3分の1が失われます。

つまり前かがみ(猫背)というのは
それでなくても効率の悪いものを更に効率悪くしているということになります。

これでは内臓も含め体中のすべての器官の働きを自ら悪くしているようなもの。

このように
前かがみ(猫背)の姿勢は普段の呼吸が浅くなり、
気づかないうちに自分の体を衰えさせているということになるんですね。

姿勢を良くするということ、
特に背すじをしゃきっとした姿勢というのは
体中の細胞の活性につながるんだということを覚えておいて下さいね。

姿勢の良い人に元気のない人はいません。



タグ:姿勢 呼吸
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正座の重要性 [姿勢]

前から感じていることなのですが、正座ができない(辛い)方が結構多いんです。
(特に中年以降の方に)

膝が痛いとか足首が痛いとか太ももが痛いとかで・・

で、何でそうなってしまうのかというと、
普段正座をしないからというのが1番の原因ではないのか?

そう思うわけでなんですね。

その証拠に教室の生徒さんの中には始め正座ができなかったのに
教室で正座をするようになってから今では難なくできるようになった方が結構いますから。

中には膝痛も良くなった方もいます。

現代の椅子の生活では正座が出来なくても別に生活には困らないかもしれません。
むしろ正座なんか必要ない、かえって体に良くないという人もいるでしょう。

しかし正座は姿勢というものを考えた場合、最も理に適った坐法だと私は思うわけです。

日本の伝統的な文化、
たとえば茶道、華道、武道、舞踊などの世界での座り方は殆ど正座でしょう。
この世界の方々の姿勢はどうですか?

いいですよね。
みんな背骨がピンと立っています。

またこのような礼を重んじる世界では精神を律することが必要不可欠です。
それにはだらしない格好はできませんよね。
背骨をビシッと立てれば気持ちもシャンとしますね。

そんな必要性があるからこその正座なのだと思うわけです。

そう
このことは良い姿勢のためには正座が一番適した座り方であることの証だと思うんです。

このように見ると日常生活に正座を取り入れることは無駄ではない。
いや、どんどんやるべきです。

自分の姿勢を見つめ直し、身体を変えてゆく足がかりになるはずです。

次回は正座の仕方オリジナル編を紹介しますね。

タグ:正座
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真向法は超シンプル体操 [真向法]

こんにちは

前回まで真向法の4つの体操をそれぞれ簡単に紹介してきましたが、
きょうはそのまとめをします。

と、その前に名前の由来をここでちょっと説明しておきますね。

真向法の「真向」とは物事に対して真っ向に取り組む、ということで、
さらには、人生を前向きに生きるために健全な身心を養う、という意味があります。

これらを踏まえて行う健康法ということになります。

さて、
健康法といってもやることは今まで紹介してきたようにたった4つの体操だけです。

とてもシンプルです。

しかし侮るなかれ、
シンプルさゆえ、それだけ凝縮された究極の健康体操と言えます。

ではここでやり方のおさらいをしてをしておきましょう。

【真向法第一体操】
dai1.jpgまず第一体操を10回やり、







【真向法第二体操】
capture_20080831_183152.jpg続けて第二体操を10回やり、








【真向法第三体操】
dai3.jpg続けて第三体操を10回やります。







ここまでは前屈、起き上がりの運動です。
ここまでの10回ずつを1セットとして数セット繰り返します。(セット数は何セットやってもいいです)

dai4.jpg最後に第四体操(静止状態)を1回、約1分間行います。








これだけです。これが真向法です。(動画

第一から第三までを3セットやったとすると、時間にして6~7分位ですね。

短いでしょ。

これを毎日行うわけです。
やる時間帯は朝起きた時と夜寝る前の1日2回が理想です。
めんどくさければ1日1回でも良しとします。
毎日数分でいい、とにかく継続さえできれば身体を変えることができます。

ただし、なるべく4つの体操すべて万遍なくやるようにしてくださいね。

さて、
そんなわけで真向法の紹介はこれくらいにしておきますが、
真向法の良さはなんと言ってもそのシンプルさにあることは分かっていただけたと思います。

なにしろたった4つの動作だけなんですからね。

あなたもぜひトライしてみてください。

ではまた

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真向法第四体操は割り座から気長に [真向法]

こんにちは

前回に引き続き、きょうも真向法第四体操についてお話したいと思います。

【真向法第四体操】
012.jpg

第四体操は割り座ができなければかなり辛い体勢だと前回言いましたが、
じゃ、それでも無理にやる必要があるのかというということになりますよね。

で、その答えとしては
「決して無理にはやらないでください。」ということになります。

しかしそう言ってしまうと話はここで終わってしまうので、
無理なら無理なりにやる方法、まずは可能な体勢から行います。

割り座がつらい人は、
A.JPGこのようにまずお尻の下に座布団やクッションを入れてみてください。

これでかなり楽になると思います。







そして更に座布団などを何枚か重ねてその上に倒れます。
B.JPG
倒れることが可能なところまで座布団は何枚重ねても構いません。

極端な話、上体がほとんど立った状態でもいいです。

はじめのうちはこのように補助的な手段をとりながら気長にやりましょう。
そして徐々に座布団の枚数を減らして行くといった具合です。
決してあせらないことです。

第四体操を習得するには技術やスキル云々ではなく、
自分でできる体勢から始めて時間をかけて徐々に負荷をかけて行くという地道な方法しかありません。

体癖というのは時間をかけて変えて行くのが基本になります。

それから断っておきますが、腰痛や膝痛がある方は注意してください。
(無理やりやると余計痛める可能性があります)

もしこのような方が第四体操を行うとしたら、必ず補助的な手段をとらなければなりません。
一人で行うのが不安な方は指導者の下か、医師に相談の上行ってくださいね。

ではまた

タグ:割り座
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真向法第四体操は静的ストレッチ [真向法]

こんにちは

きょうは真向法第四体操についてお話しますね。

今までの第一体操から第三体操までは前屈して起き上がる動的な運動でしたね。
しかしこの第四体操だけは違うんです。

仰向けに寝転がり、静止するポーズをとります。
つまり静的な運動です。

まずは動画を観てみましょう。



いかがでしょうか?
このポーズで約1分間静止するわけです。(動画は1分以上静止してます)

この動画のモデルはうちの生徒さんのMさん(60代)なんですが、この第四体操がとても上手く、
ぜひ動画を、ということで撮らせて頂きました。

はじめからこのようにできる人は少ないですが、できる人は圧倒的に女性なんです。

それに比べどういうわけか男性は、もう8割がたできない。

第四体操を行うためには、まず足首とヒザの柔軟性が必要です。

画像 21.jpgこのように足の間にお尻を落とす体勢を割り座といいますが、
第四が苦手な人は、そもそもこれがつらいわけなんですね。

割り座が難なくできれば第四体操はもうほとんどできたたも同然と言えます。

ですからまずは割り座から、
割り座が無理なら正座から練習をします。

さてその正座ですが、
最近は正座が苦手な人がとても多い。

正座の重要性についてはまた回をあらためてお話しするつもりですが、
この正座が辛ければ第四体操はとてもじゃないが無理と言えます。

もしやってみて無理と感じたら、まずは正座から練習してみてくださいね。

つづく

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